私の友人が有名Youtuberの影響を受けて一緒にプレイすることになった「Valheim」というゲーム
2021年4月現在、早期アクセスという名目でオープンベータを行っている開発段階のゲームだが、既に世界で多くの人がプレイしており、2021年3月19日にはのべ600万人がこの世界に誘われている。
私もこの世界に友人とともに誘われ、先日一通りプレイしたのでちょっとした感想等をまとめる。
目次
Valheimについて
感想等を述べる前に、軽く本作の説明をさせていただく。
あらすじ(Steamより引用)
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戦で命を絶たれた戦士Valkyriesにより、あなたの魂は10個目の北欧の世界「Valheim」へ運ばれた。混沌とした生き物と古代の神々に囲まれたあなたは、オーディンの古代の宿敵を倒し、「Valheim」に秩序をもたらす任務を負う。
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このゲームはヴァイキング時代と北欧神話がベースの世界観で繰り広げられており、上記のあらすじを合ってるか分からないが説明すると
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あなたは現世で戦の中で死亡してしまったが、魂は北欧神話における10個目の世界「Valheim(ヴァルヘイム)」に運ばれた。
この「Valheim」には、過去に主神オーディンが倒しきれなかった宿敵達が「見捨てられしもの」として蔓延っている。あなたが「ヴァルハラ」へ往くには、世界各地に存在している「見捨てられしもの」を倒し、「Valheim」に秩序をもたらさなければならない。
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実際の北欧神話には9つの世界が存在しており、それぞれ名前が付けられてるが、この作品ではオリジナルで「第10世界」が存在している設定になっており、その世界の名前が「Valheim」となっている。
今作のシステム
このゲームはサンドボックスゲームの類で、有名所だと「Minecraft」のようにランダムなシード値を基に世界が生成され、プレイヤーが自由に生活していくスタイルである。
戦闘、建築、探索...様々な行動が出来るが「Valheim」は戦闘と探検の比重が高く、全体的に難しめである。
そのため、公式でも3~5人プレイを推奨しているがソロでも十分攻略可能な難易度になっているので問題なく遊べる。
本作では、自身のアバターを作成した後にワールドを生成するのだが、アバターは各ワールド間を自由に往来することが可能でインベントリに入れた物も保持される。
同じ仕様に「Terraria」があり、全て一新してゲームを行いたい場合は「新しいワールド」「新しいアバター」で行ったほうが一番手っ取り早い。
詳しい仕様等は割愛させて頂くが、基本的に他のサンドボックスゲームを経験したことのあるユーザーはすんなり馴染むと思われる。
とはいえ、このゲームは独自要素を多く持っているため、それらの経験者だとしても新鮮な気持ちでプレイできると思う。
Valheimの感想
主に「戦闘面」と「建築面」「ボリューム」の3つをまとめようと思う
1.戦闘面
このゲームは基本的にプレイヤーが建築等した近隣でも無い限りは昼夜問わず敵がスポーンする。
左下の「223」と書かれているのが「プレイヤーの体力」
中央下のゲージが「プレイヤーのスタミナ」
体力が0になると例の如く「あなたは死んだ!」ってなってしまう。
スタミナは走ったり、ジャンプしたり、攻撃したりetc...殆どの挙動で消耗してしまい、尽きてしまうと歩くぐらいしかできなくなってしまうので、スタミナ管理は必須!!
このゲームは初期体力が25、スタミナは3メモリ程しか無い為、この状態で動くのは得策ではない。縛りプレイなら一考
しかし「食事」を行うと体力とスタミナが上昇し、なおかつ時間こそかかるが体力も自然回復するようになる。
持続時間や効果量は食材によって異なるものの、あるとないとで全く違う。
ちなみに3つ異なる食材を食べると、より高い効果を得ることが出来る。
また、攻撃にも様々な属性や、シールドを用いるジャストガード等様々要素が存在する。
細かな仕様等は後日改めて説明しようと思う。
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2.建築面
冒険に必要不可欠なのは拠点
このゲームだと作業台等を使用したり、ベットで寝る際にも屋根が必要になる。あとは壁
基本的に「木材」「石材」「鉄材」と建築パーツが存在しているが、中盤までは木材のみで建築を行う。
「壁」「床」「屋根」「梁、及び棒」おおよそこのパーツで家を作ることが出来る。
ただし大きな建築物を建てるのは結構難しい。
というのも、このゲームの建築は「強度」というものが存在する。
勿論、耐久値も存在しているのだが、それとは別の物なのだ。
強度が弱いと、壁や屋根を設置しようとすると崩壊してしまう。
青 → 最も強度が高い、地面と接触しているとこの状態になる
緑 → 強度が十分な状態
黄 → そこそこの強度
橙 → 強度が低い状態
赤 → 崩れる寸前の強度
赤の状態の土台に対して別のパーツを設置すると、設置こそ出来るが直ぐに崩れてしまう。
その為「梁、及び棒」をうまく使ったり、他の壁や床と隣接させることで強度をなるべく保つように建築する必要がある。
この仕様故に、簡単に大きな家を建築するのは中々に難しい。
とはいえ、そこまで大きな家でなければ梁や棒も使用しなくても普通に建築できるので、単純に拠点としての機能を得るには適当に壁や屋根を設置する程度で問題ない。
だが、拘りの豪邸を作るのならば強度の配慮等が必要になるので、建築に自信があるユーザーに対しても歯ごたえのあるクリエイティブライフが送れる。
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3.ボリューム
結論、現時点*1でも十分なボリューム
まだ開発途中なのだが、既に6つのバイオーム(未実装含めると9つ)、5体のボス等と探索も十分な質と量を持ち、更に建築システムも複雑ではあるが、その分奥が深くハマれば時間が湯水のように消費されていく...。
ちなみに一応MODも開発はされているが、現時点では便利ツールの様なものが大半ではあるが、いずれマイクラ等と同じ様に多種多様なModが作られると思われるので、無限の楽しみ方が出来るようになると思われる。
21年4月現在では2050円(税込み)で売られているが、十分に満足できるボリュームである。
まだシステムやバランスも粗削りな部分がある故に、難易度は高いが ソロでも遊べるレベルなので、根気よくプレイすればクリア可能である。
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個人的には非常に評価の高いゲームだと思っているが、サンドボックスゲームは「Minecraft」と「Terraria」程度しかプレイ経験がない&サンドボックスゲーは好きなジャンルではあるので評価が高くなりがちだが、有名所の2作品をプレイ済みでも満足できる作品であることは間違い無い。
10人までプレイ出来る為、そのうち様々な実況者が攻略すると思われる。というよりもうしていると思うが
興味がある方は是非プレイしてみて欲しい。
*1:Ver. 0.148.7