前回の大型アプデである「Hearth&Home(ハース&ホーム)」から1年ちょっとだが、ようやく 無かった事にされた 2021年当時のロードマップ上では最も目玉とされていたアップデートである
"霧の地(MistLands)"
というバイオームが近日中に実装される。
現時点では正式に実装されておらず、あくまでもオープンβテストの段階なので不安定な部分が沢山あるが、ある程度の実態は判明したので、書き記していきたいと思う。
あくまでもβテストの段階なので、正式実装時とは変更されている点もあると思われるので、参考程度にして頂けると幸いだ。
当たり前だが盛大なネタバレを含むので、本実装まで楽しみにしている方は閲覧しないことを推奨する。
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①"霧の地"について
まずこの"霧の地"について軽く説明したいと思う。
一応【Valheim】が発売された当初から、ワールド上には生成されており、なんなら普通に探索も可能なバイオームだったが
「とりあえず存在しているだけで、特に入手できる素材も無ければ、敵もスポーンしないし、ただ行けるというだけ」
という状況で生成される程度のもので、簡単に言えば『未実装』のバイオームだった。
このバイオーム自体は悪名高い"平地"バイオームよりも、初期リスであるワールドの中心部分から大きく離れた場所に生成されるのが特徴で、長距離移動する必要がある関係上、知らない人は存在すら聞いたこと無いということもある。
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1.遠い昔の"霧の地"
21年11月8日に配信された《Ver.0.204.4》以前に散策すると見ることが出来る"霧の地"
攻略Wikiとかでも掲載されている最初の"霧の地"の姿。
先述の通り、ワールドの中心から大きく離れた場所に生成される。
侵入すると昼間なのにも関わらず、真夜中のような暗さになり、気温も下がるのか凍結耐性をつけていないと体が冷えてしまう。
要するに、常に真夜中の状態で探索を強要される。
"沼"バイオームに生えている「古代の木」を大幅に巨大化したものが群生しており、蜘蛛の巣が大量に張られている為、他のバイオームと比べても判別が容易。
マップ上だと"黒い森"バイオームにそっくりだが、やや色が異なる。
非常に薄気味悪いバイオームで、画像のように巨大な頭蓋骨が転がっていたりする為、北欧神話の〔ヨトゥンヘイム(巨人族が住む国)〕か〔ニヴルヘイム(死者が集う冷たい霧の国)〕がコンセプトなのでは?.....と言われていた。
この段階では「古代の根」という巨大な木の根っこが存在していたが、残念ながら入手は出来ず、唯一入手可能なのは"黒い森"バイオームなどにもある「松の木」や「もみの木」といった既存の植物だけだった。
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2.現在の"霧の地"
21年11月8日に配信された《Ver.0.204.4》以降のバージョンに"霧の地"に向かった場合の状態。
このバージョンから、従来の"霧の地"の雰囲気が開発のコンセプトとズレが生じたからか、一度更地に戻すという処置がなされた。
マップ上の表記は変化していないが、実際に行くと今まで通りの強制真夜中スタイルな以外は本当に何もない土地になった。
敵もスポーンしなければ、更地なお陰で視界も通りやすいのもあって、寒さ対策すれば安全な土地のような状態になっている。
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3.実装予定の"霧の地"
強制真夜中スタイルではなくなったので、日中でも普通に明るくなり寒さ対策しなくとも普通に過ごせるようになった。
単純な大陸だった今までと異なり、近くに海がある場合は周囲に小さな島々があるようなスタイルに変わった(松島みたいな感じ)
全体的に極めて足場が悪く、適当に走り回ると高所から落下したりハマって自由に動けなくなったりと、ジャンプスキルが非常に重要。
スタミナの消費量も尋常じゃないので、食料やポーションで補う必要がある。
大陸部分は更に起伏が激しく、更には殆どの場所が"霧の地"の名の通り濃霧がかかっている関係で、全くと言っていいほどに視界が通らない。
水辺が殆どないのもあって、迂闊にジャンプしすぎると致死的な程の落下ダメージを受けてしまうので、なるべく滑り落ちるように移動するのが無難(さもないと落下ダメで100以上のHPを持っていかれる)
当たり前だが、敵Mobの強さも"平地"バイオームにいる『フューリング』が可愛く思えてくる程度には強力かつ見た目が物凄く気持ち悪い高い機動力を誇る。
高所に陣取っていても、飛んで移動することが出来る上に強力なノックバックを持つ為、油断すると逆にコチラが叩き落される可能性もある。
何の対策なしに行くと痛い目を見るので、事前準備はしっかりしておいた方がいい。
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4.過去の"霧の地"はどうなるのか
勿論既にあるワールドの"霧の地"も、今回のものに仕様変更される。
とはいえ、新規で作成した場合とは大きく異なる点がある。
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ⅰ.遠い昔の"霧の地"の場合
こちらも高低差が酷くなるが、実装予定のものと比べると全然動きやすい。
無理やり変更しているのもあって空中にオブジェクトが浮いてたり、逆に埋まってたりする。
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ⅱ.現在の"霧の地"の場合
更地のまんまで雰囲気だけ仕様変更される。
見晴らしの良さと移動のしやすさは最も良いので、敵のドロップ品を集めるなら最適な環境である。
ちなみに、この上記の2つの状態になった"霧の地"には以下の特徴がある
- 実装予定の"霧の地"と同様の敵が登場する
- 新規追加されたオブジェクトや、ダンジョンなどが全く登場しない
- 霧が発生しない
その為、この状態の"霧の地"を探検しても敵のドロップ品を入手するか、バイオーム固有の作物を育てるのに使うぐらいしか無い。
もし本格的に探検したいならば別なワールドを生成するか、未開の地*1を探索する必要がある。
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②実装された武器など
今回、大型アップデートということもあり、たくさん武器が追加され、多種多様な攻撃が行えるようになった。
特に『魔法攻撃』が可能になり、まだ1種類しか無いとは言え、それに伴い魔法装備も実装された為、より戦略性が向上した。
また、遠距離攻撃手段も『弓』だけでなく『クロスボウ(弩弓)』も追加されたので、同じ攻撃分野でも異なる立ち回りが可能になった。
ここで紹介するのは一部なので、あとは自分の目で確かめてみよう。確かみてみろ!
〘2022/12/04 追記〙
一応『Valheim』内では日本語が完了した様子。
とは言え、意味合いはそこまで変わらないのでそのままにしておきます。
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1.近接武器
【Himmin afl】
説明文:ハンマーじゃないかもしれないが、トール自身がこの武器を認めてくれるはずだ
分類:長柄武器(アトゲイル系)
雷の力を纏った長柄武器。
説明文の「トール」に関しては、言わずもがな北欧神話に登場する雷神。
「Valheim」においても嵐の際に、稀だが上空に現れたり「抹消機」を使う際に言及される。
一応「メギンギョルズ」も彼の装備品らしい、なんでそんなもん売ってんだ
今まで雷属性を使うのは、最初のボスである『エイクスュル』だけで、Mobでは無いが上記の「抹消機」を使った際の雷に当たった際でしか存在しなかった。
やっとプレイヤー側が使用可能になった、雷属性の攻撃である。
現時点で最強である『黒金属のアトゲイル』と比べると、刺し属性の火力は劣るが、その分雷属性で補っている。
ちなみに「濡れている」の状態異常中だと、雷属性に対して弱くなるので覚えておいて損はない(黄色のダメ表記にはならないかもしれないが)
ダメージは大きく、抵抗を持つ敵も多くはないが「毒」や「凍結」等と違って、身体を蝕んだり、移動速度が低下することが無いで注意が必要。
強化すると雷属性のダメージが上昇していく。
また、囲まれている状態で副次攻撃を行うと物凄くうるさい。
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【Mistwalker】
説明文:霧を切り裂くような淡い輝き
分類:剣(剣系)
装備すると淡く輝く剣。
斬属性ダメージは『黒金属の剣』を下回るが、極めて強力な凍結属性が付与されているのが特徴。
属性の有利不利を考慮しても、相手の移動速度低下効果は優秀であり、ヒットアンドアウェイ戦法に大きく貢献する。
現時点でも『フロスナー』だったり『霜の矢』で実感できるので、使ったことがないプレイヤーは試しに『フューリング』に対して使ってみると良い。
副次攻撃の火力の高さは相変わらずで、今回の"霧の地"でも役に立つ。
強化すると凍結属性のダメージが強化される。
ちなみに装備するか、背中に仕舞っている時に少しだけだが"霧の地"の濃霧を薄くしてくれる。
別途に存在してる濃霧対策の装備と比べると、範囲が狭くあくまでも自分が視認できる程度しか薄く出来ない代わりに、あちらと違って『メギンギョルズ』を外さなくて済む。
重いものを運搬している時の濃霧対策として、とりあえず作っておいても損はない。
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【Krom】
説明文:死神の様にピカピカと、とても輝いている
分類:剣?(剣系?)
初めて実装された大剣。
両手持ちの武器なので、盾と一緒に装備することは出来ない。
他の大型武器と同様に、全体的に大振りな動作で振り回して広範囲に大ダメージを与える。
通常攻撃だと普通の剣同様に3段階攻撃であり、副次攻撃もおなじみの突き攻撃である。
同じ斬属性の両手武器である『戦斧』や『クリスタルの戦斧』と比べると、移動速度低下が控えめだが、あちらの様に副次攻撃が小回りが効きやすいものではなくなっている。
ジャンルは違うが『鹿砕き』や『鉄の大ハンマー』の様に、強烈な攻撃判定とノックバックを持ってるわけでもなく、『アトゲイル』系のように薙ぎ払いで牽制も出来ないので見た目と裏腹に繊細な立ち回りが要求される。
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2.遠距離武器
【Arbalest】
説明文:遅いけど強力な武器
ようやく実装されたクロスボウで、矢は弓とは別な専用のものを使用する。
数値を見れば分かると思うが、属性ダメージが意味不明なことになっている。
弓と大きく異なる点としては3つあり
- 1発ずつ装填する必要がある為、連射が利かない
- 射撃すると撃った側が大きく後退する(ノックバックする)
- 桁違いの弾速を誇り、優れた弾道も相まって恐ろしいほどの狙撃能力を持つ
特に弾速に関しては今までにないほどの速さを誇っており、かなりの長距離でも容易に撃ち抜くことが出来る為、贅沢な使い方だが鳥から羽を集める時にも非常に万能に働く。
ノックバック性能は撃たれた側も強烈に作用するが、撃ったにも反動が来るからか大きく後退する。
上手く使えば、一種の回避行動のような使い方も出来なくはないが足場が不安定な場所だと滑落する可能性もあるので一長一短。
問題は「装填が必要」の部分。
この武器を取り出すと強制的に装填するモーションになるのだが、走ったりジャンプすると装填がキャンセルされる。
勿論持ち替えたり仕舞ったりしてもキャンセルされる上に、一度装填したとしても先述の様に持ち替えたりすると、また装填する必要があり非常にもどかしい仕様である。
要するに
- 殆ど歩くことしか出来ない状態で数秒掛けて装填
- 仕舞ったり持ち帰るとまた装填する手間がある為、ずっと持ちっぱで移動
- 射撃を行う(1に戻る)
このテンポの悪さで扱わなければならないので、よっぽどの長距離狙撃か単発火力を求めるような状況でもなければ、普通に弓系の方が扱いやすい。
一応、弓と同様にジャンプ撃ちしてもブレることはないので、不意討ちに関しては事前に装填しておく必要があるとは言え、ワンボタンで超火力を叩き出せるのは優秀ではある。
ちなみにスキルが弓とは別枠で「クロスボウ」として存在している。
恐らくスキルLv.を上げると、装填速度とダメージが上がるのだと思われる。
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【Bile bomb】
説明文:慎重に扱ってね
分類:投擲物
翻訳すると「胆汁爆弾」とかいう代物だが、ようやく実装された『火の矢』以外のお手軽火属性攻撃手段。
既に存在している『悪臭玉』と同じ代物であり、投擲して使うもの。
あちらは着弾場所に毒を撒き散らすものだったが、こちらは着弾場所を炎上させる。
そこに敵Mobが侵入すると問答無用に燃え盛り、そのまま火傷ダメージを負う。
炎上時間、火傷の時間が比較的長めでそこそこの攻撃範囲を持っているので低体力の敵モブに投げておけば容易に倒せる。
作成のコストパフォーマンスが悪く、材料に強敵のドロップ品が含まれているのもあって少々贅沢な武器だが『悪臭玉』同様に、独特で楽しい武器ではある。
ちなみに、投げた本人が炎上している場所に入ってもダメージを受けるなどの影響はないので、足元に投げても問題はない。
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3.魔法武器
本作で初めて実装された分類。
魔力やMPに相当する【Eitr】を使用して攻撃を行う。
Eitrはデフォルトだとゲージすらない0の状態だが、一部の食べ物で体力やスタミナ同様に一時的に最大値を上げることが出来る。
Eitrは自然回復していき、休息などのバフや濡れているデバフなどの影響を受けるが、専用の装備で多少だが回復速度を高速化出来る。
武器使用中はスタミナが減らないものの回復もしないので注意が必要。
【Staff of protection】
説明文:僅かな血の犠牲で、魔法陣でキャスターを保護することが出来る
分類:魔法系(血の魔法系?)
直訳すると「守護の杖」とかそんなもの。
本作で初めて実装された魔法系であり、非常に特殊な効果を持つ武器。
消費魔力が60と多く、なおかつ現在の体力の40%消費した上で放つ魔法。*2
しかも攻撃魔法ではなく、自分や味方*3の補助という特徴的な性能をしている。
「僅かな血の犠牲」と書いてある者の、体力の現在値の40%消費はかなり大きい。ソロでやってるならコストパフォーマンスは尚更である。
魔法を放った際に自身と、その周囲に居る仲間に60秒の間、200ダメージ分攻撃を防ぐバリアを付与する。
イメージとしては平地に現れる『フューリングシャーマン』が使用するバリアに近い。
バリアが付与されたプレイヤーは、身体を覆うようにバリアが張られる。
残念ながらこの武器自体に攻撃性能は皆無だが、自身や味方にバフを付与するという新しい戦術が組み込めるようになった。
強化すると、バリアの持続時間が伸びる。
一応、現時点でスキルとして「Blood magic」という系統の影響を受ける。
スキルLvが上がると、吸収できるダメージ量が増えていく。
今後も自分の体力を犠牲にしたり、吸血するような魔法が実装されるのだろうか...?
余談だが、"霧の地"実装時点で魔法特化の装備が1セットあるが、防御力が「鉄製」の時と大差ない為、かなり低い。
それをカバーするためにも、なにかと使うかもしれない。
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【Staff of embers】
説明文:この杖に比べたら、ムスペルヘイムの暑さなんて屁みたいなもんだ....。
分類:魔法系(元素の魔法系?)
直訳すると「燼滅の杖」とか「烈火の杖」とかそのあたり、要するに「炎の杖」
弱点となる敵がそこそこ存在する割には、後半力不足になる「火の矢」以外のまともな火力を叩き出す火属性攻撃手段である。
攻撃時は左右にぶん回しながら行い、単発火力は高いが連射速度はそこまで効かない(とは言え秒間2回程度は振れる)
先程の「Staff of protection」とは違い普通に攻撃を行う魔法武器である為か、所持すると移動速度が低下する。
そこそこの弾速を持つ火球を前方に1つ放つが、既存の弓ほどではないが山なりに飛んでいくので、超遠距離の攻撃は弾道落下を考慮した上で狙う必要がある。
某配管工が投げる火の玉とは異なりバウンドはせず 地形やオブジェクト、Mobに当たるとその場で爆発して火属性ダメージを与える(叩き属性は恐らく爆発ダメージだと思われる)
勿論、炎上ダメージもあるので合計ダメージはかなり高い。
爆発する関係で、多少狙いがズレても命中する上に密集した状況でも安定したダメージを叩き出せる為、ザコ敵処理が非常に行いやすい。
また、これに限った話では無いのだが、現時点で魔法武器には副次攻撃が存在していない。
強化すると、火属性ダメージが上がっていく。
スキルは「Elemental magic」という系統に分類されている。
恐らく錬金術などでもよく登場する「四元素」に関連するものだと思われるので、今後更に別な属性の魔法攻撃が現れるのかもしれない。
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③新規Mobについて
プレイヤーの前に立ちはだかる新たに追加された敵Mobを始め、今回も様々なMobが追加された。
...なのだが、頻繁に目にするMobがよりによって非常にグロテスクな虫である。
なんなら蝶とかそんな可愛らしいものでも無ければ、芋虫でもなく「コウロギ」と「オケラ」を足して2で割ったような外見だったり、異様なサイズを誇る「ダニ」だったりと人によっては精神攻撃まで仕掛けてくる。
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1.敵対しないMob
プレイヤーを見かけると、すぐに逃げてしまうタイプ。
既存のものだと『鹿』が該当する。
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ⅰ.Hare
"霧の地"唯一の癒やし
うさちゃん。
逃げ足がかなり速く鹿と違って大きさも小さい為、狩猟するとなると結構苦労する。
☆2はともかく、基本的に体力はかなり低いので、普通に矢を当てれば倒せる。
☆が多いほど色味が白く、身体が大きくなっていく為判別が容易。
倒すと例によって「肉」と「皮」が手に入るが、どちらも非常に有用なものなのでなるべく集めておくと良い。
一応、トロフィーは落とす。
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2.中立のMob
恐らく本作で初めての分類。
基本的にプレイヤーには無害だが、特定のアクションをすると敵対して襲ってくるタイプ。
《Minecraft》で言えば『エンダーマン』とか『ゾンビピグリン』とかそこら辺のMobが該当する。
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ⅰ.Dvergr rogue
既に存在している『商人』とよく似た外見のMobで、身長が低めで肌の色が青いのが特徴。
どうやら男性と女性がいるらしく、髪を結っていたり髭を蓄えていたりしている。
クロスボウを携行しており、それを用いて狙撃してきたり、至近距離なら直接殴ってきたりする。
"霧の地"にはあちこちにDvergrの家や、採掘場の様なものがあり、そこに何人か集団で住んでいる。
基本的にプレイヤーに対して攻撃はせずに、なんなら気さくに話しかけてきて心配してくれたりする優しい人達である。
"霧の地"にいる敵対的なMobに対しては攻撃を行い、プレイヤーと共に戦ってくれる頼もしい存在。
しかし、Dvergrに攻撃を仕掛けたり、家や採掘場のブロックやオブジェクトにダメージを与えると、故意でなくても問答無用で総攻撃を仕掛けてくる(同時にかなりの罵声を浴びせられる)
一度敵対してしまうと、付近にいるDvergr全員が敵対したままになってしまうので注意が必要。
プレイヤーが所持しているクロスボウより小型とは言え、攻撃力が非常に高く☆付きになると体力の高さも相まって痛い目を見る。
Dvergr系自体、ドロップ品はあまり良いものでもないので、基本的には手を出さない方がいい。
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ⅱ.Dvergr mage
Dvergrの中でも魔法を使うタイプ。
rogueの方同様に、プレイヤーに話しかけてきてくれるが、同様の条件で戦ってくれるしキレて攻撃もしてくる。
こちらも女性と男性がいたり、持っている杖が異なったりしており恐らくその杖の種類で攻撃方法が変わる。
範囲回復を行ってきたり、ジワジワと追尾してきて爆裂する火球を投げてきたりと多彩。
☆がない個体でも、物凄く手痛いダメージを受けるので、敵対した場合は最優先で倒した方がいい。
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3.敵対するMob(閲覧注意)
プレイヤーを確認次第、攻撃を仕掛けてくる連中。
先程述べたように見た目がグロテスクなので注意!
それでも大丈夫な方は、そのままスクロールすると見れるぞ!
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ⅰ.Seeker
名前はカッコいいが、見た目がキモいやつ。
カサカサと移動してくるのは勿論だが、大きな翅を活かして飛翔して来ることもあるので、高台上に陣取っていてもコチラにやってくる。
☆なしは褐色だが、☆1個体は青と黒色になっており、☆2個体は赤黒くなっている(これはカッコいい)
鋭利な爪や牙を活かして攻撃してくるが、ダメージが控えめな分出が早いものと、出が遅いがダメージが大きい攻撃を繰り出してくる。
また、飛翔してきた際に至近距離まで詰め寄られると、着地際に爪を突き立てて攻撃を行ってくるが、凶悪な攻撃力を誇るので距離を取るか、盾を構えておく必要がある。
幸い、剣やアトゲイルなどの副次攻撃で簡単に怯むので単体ならゴリ押しでなんとかなる。
見た目の関係で目立ちはするが、濃霧の中から急に現れたり、複数で飛翔してきてリンチしてきたりとタチが悪い。
全体的にノックバックが強烈で、足場が悪いところで戦うと叩き落されて落下ダメージまで喰らう最悪なコンボになりかねないので注意すること。
☆なしの時点で、防御力が100あっても普通に20~30ダメージ近く与えてくるので、油断すると間に昇天する。
☆1の時点で、連続で盾を構えすぎるとガードブレイクを起こして、一気に体力を50~70近く持っていかれるので、回避を上手く織り交ぜていきたい。
☆2は勿体ぶらずに『大骨』バフを使用すること推奨。
『黒金属の盾』の 品質3と、ブロックスキルLv40程度でも場合によってはガードしきれずに100ダメ近く喰らう。
☆1個体は夜間やダンジョン内でわりと見かけるので、怖いなら『霜の矢』をインベントリに入れておくと良いかもしれない。
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ⅱ.Seeker soldier
翅を失った代わりに、高い体力と対物能力と攻撃力を持った『Seeker』の亜種、もとい兵士。
ノックバックが強烈で、パリィしても思いっ切りふっ飛ばされることもしばしば。
ドスドスと力強い足音を立てながら移動するせいか、場合によっては霧の中でも土煙が舞っているのが見えるため、遠くからでも確認することが出来る。
『Seeker』と異なり、翅が無いので走って追いかけてくるが、そこまで速くなく、登坂能力も高くないので高所からチマチマ弓を撃って倒すことも可能。
攻撃は頭突きと地団駄の2パターンだが、いずれにせよ攻撃力とノックバックが高く、こちらがパリィしても結構な勢いでふっ飛ばされる。
特に地団駄は攻撃範囲が広く『Seeker Soldier』の真後ろにいても攻撃を受ける。
また対物攻撃力が非常に高く、木の建築物はおろか石ですら簡単に破壊していくので、拠点近くで戦うのは避けたいところ。
本作で数少ない、部位弱点という独特な弱点を持つ。
お尻に対して攻撃を当てれば、弱点ダメージになるので比較的手早く倒すことが出来る...が、体力が☆なしの時点で相当高いので最後まで気を抜かずに戦おう。
☆つき個体は身体が徐々に青味がかった色になり、☆2はすっかり青くなって『Seeker』の☆1と似た色合いになる。
☆2個体は『大骨』のバフ込みでもHP40前後は軽く消し飛ぶ上に、ソロプレイの時点でHPが3000超の化け物なので、周りが安全ならともかく、足場が悪かったり他に敵がいる状況なら逃げることを強く推奨する。
ちなみに☆2個体を先述のDvergrの家や採掘場に連れて行くと、軽く1軒は制圧してくれるので、擦り付けるのも手。
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ⅲ.Seeker brood
ダンジョンでのみ登場する『Seeker』の子供。
そのままの姿では登場せず、ダンジョン内にある卵から産まれる。
攻撃力も体力も低いが、3~5匹で現れるので鬱陶しい。
こんな見た目だが、ドロップ品で入手できる「ローヤルゼリー」は非常に優秀な食べ物なので見かけ次第倒しておくと良い。
性質上『鉄の大ハンマー』だったり『悪臭玉』や『Bile bomb』には弱く、まとめて倒せるので「ローヤルゼリー」集めの際は持っていくと楽。
恐らく☆つき個体は存在しない。
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ⅳ.Tick
そのまんま「ダニ」
とはいえサイズが馬鹿みたいに大きいくせに、非常にすばしっこく動く。
プレイヤーを視認すると勢いよく飛びかかってくるが、そのまま噛みつかれて吸血される。
吸血ダメージ自体は3~5ダメージ前後と低いのだが、かなりのハイペースで吸っていくので思ったよりは体力が減っていく。
しかも1体だけでなく2体...3体...と、どんどん貼り付いて来るので、とんでもない勢いで体力が減らされていく。
出現するときも3体程度まとまってスポーンするので、非常に厄介な存在である。
体力自体は低めなので、貼りつかれたらアトゲイルの副次攻撃や、両手鈍器系で攻撃すると全部倒せるが、回避行動のローリングでも剥がれるので、持っていない時は覚えておくと良い。
一応刺し属性が弱点だが、HPはそこまで高くはない。
倒すと「血袋」に似た内臓のようなものをドロップするが、ポーションの材料になったり料理に使える為、集めておきたい。
☆1個体は、やたら青っぽく毒々しい見た目になる。
☆つき個体は、無視できない勢いで吸血していくので、さっさと引き剥がそう。
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ⅴ.Gjall
滅茶苦茶に大型化して、クラゲのようになった「ダニ」と思わしきもの。
空中を漂っており、近くにいると「ブォー...」という特徴的な低音が聞こえる。
プレイヤーを視認すると、ある程度の接近はするものの、付かず離れずの距離を保ちながら、口から火の玉を1発 2発*4放ってくる。
炎上ダメージも相まって、プレイヤーは勿論だが建造物にも広範囲に物凄いダメージを与えてくる為、速攻で倒したい相手。
また、時折お腹にある卵(?)から『Tick』を3匹産んで来るので、最悪炎上ダメージと吸血が合わさってあっという間に体力が削られる。
こいつも部位弱点を持つキャラで、お腹の部分に攻撃を当てると弱点ダメージを与えることが出来る。
見た目通り体力が非常に多く、いやらしい距離を保ってくるので矢を多量に使いやすい。
なるべく多めに矢を持ち歩くか、最終手段として『奈落の銛』や槍を持っておくと良い。
倒すと『Bile bomb』の材料となるものも落とす。
☆1個体は色が黒っぽくなり、やたらとツヤツヤしている。
最早、下手なボスよりも圧倒的に強く攻撃力が高すぎてあっという間に体力が100近くあっという間に削れる。
『Gjall』自体が☆1でも、産まれてくる『Tick』が必ず☆1になるというわけではない。
余談だが上に乗ることが出来る......が、しばらくすると振り落とされる。
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(ネタバレ防止の為、白文字)
この"霧の地"におけるボスであり、虫の女王。
専用のダンジョン内で戦闘を行うが、相変わらず濃霧の中で戦う。
物凄く大型で、見た目通りの体力と攻撃力を持つ反面、やたらと素早い(そして物凄く気持ち悪い)
下手すると、一瞬で体力が130も消し飛ぶ上に、毒まで与えてくるので事前準備は必須。
取り巻きとして『Seeker』と『Seeker brood』が定期的に無限湧きするので、雑魚対策も必須。
〈以下、卑劣な攻略法〉
ダンジョンに入ってすぐにあるトンネルの部分は絶対に壊れないので、その場所から壁ギリギリまで寄った状態で両手鈍器*5を振りまくれば、一方的に攻撃することが出来る。
ひたすらそれを行うだけで倒せるので、ソロプレイでも楽に倒せる。
〈トロフィーの効果について〉
失われしものの力は〔Eitrの回復速度+100%、更に採掘ダメージが上がる〕というもの。
Eitrの回復速度に関しては特別強力ではなく、Eitr自体の回復速度が「休息済み」のバフ込みでもそこまで早くないので、魔法主体で戦うなら一考。
採掘ダメージ上昇は何かと便利なので、『岩』を始めとした『銅』や『銀』を崩落させて採掘させる際に役立つだろう。
(白文字終わり)
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④ 最後に
他にも様々なものが追加されたが、それは各自確認していただきたい。
全体的に"霧の地"の難易度は非常に高く、事前準備をしっかりしたとしてもあっさり逝く。
新たな素材を手に入れたらひとまず、何が作れるか確認しては随時アップグレードしていったほうが良い。
ただし、防具に関しては現行の最大値である100から殆ど変わらないのであまり過信できない。
唯一、ケープだけはゲーム性が変わるレベルで極めて優秀なので、さっさと作った方がいい。
最後に、一つだけ言っておくが
霧の地の探索に平地のボスのドロップ品は必須級なので、向かう前に一度手にとった方がいい。
さもなくば難易度が急上昇するので気をつけておこう。