前回、新規追加されたブキである『ドライブワイパー』と『トライストリンガー』についての雑感を書いたが、今回は書ききれなかった
『サブウェポン』:ラインマーカー
『スペシャルウェポン』:ウルトラショット、メガホンレーザー 5.1ch、グレートバリア、ショクワンダー、ポップソナー
この2つについてまとめていきたいと思う。
『ジェットパック』や『ウルトラハンコ』といった一部のスペシャルは、前作から続投されている物なのだが、大幅な変更点は不明の為、今回もそれらは製品版まで保留にさせて頂く。
注意点だが、あくまでも主観が大きく含まれている点をご了承願いたい。
また、解析したり精密な検証したわけではないので、ここに記載されている情報はあくまでも推測や感想でしかなく、確実な情報とは言い難いので、鵜呑みにしないようにご留意して頂きたい。
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[目次]
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はじめに
基本的に各ブキの特徴や使用感について書いていきたいと思うが、軽く触れた程度で詳細どころかダメージ数なども分かっていないことがある。
確実に前夜祭でハンコとショクワンばっか使ってた私が悪い。
冒頭の注意文にあるようにあくまでも「目安」と考えて頂けると幸いだ。
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1⃣サブウェポン編
サブウェポン編といっても、新規追加されたのは残念ながら『ラインマーカー』しかない。
ラインマーカーラッシュとかラインマーカーピッチャーとかあったら強さはさておき面白そう
前作のように後でいくつか追加されるのかは不明だが、現時点では何も言及されていない。
①ラインマーカー
これは新しいサブウェポン「ラインマーカー」だ。
— Splatoon(スプラトゥーン) (@SplatoonJP) May 16, 2022
狙った方向に一直線に飛び、遠くまで攻撃できる。
通過した場所にはしばらくの間線が描かれ、触れた相手がマーキングされるぞ。
地形に反射する性質があるため、狭い通路に線を張り巡らせて通過しにくくするなど、いろいろな使い方ができそうだ。 pic.twitter.com/Hi7HfxfeL3
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《基本スペック》
・直撃ダメージ:30
・ラインによるダメージ:0
※一定回数地形を反射する
※反射時に小規模の塗りが発生する。
・ラインの持続時間:1.5秒?
※インク消費量:40%?
※不確定部分は灰色文字
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《概要》
実際に存在している「マジックインキ」みたいな見た目をしている。
既存の『ポイントセンサー』の様に相手をマーキングするタイプだが、一応ダメージを与えることは可能。
壁などの障害物に反射して、マーカー本体が当たったり、それが描いたラインにも当たるとマーキングされる。
性質上、複雑に入り組んでいたり、幅が狭いステージだと『カーリングボム』よろしくめちゃくちゃに反射する。
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《主な使い方、長所》
他の投擲可能なサブと比べると投擲速度がとんでもなく速く、あっという間に複雑なラインが描かれる。
索敵範囲をポイントセンサーと比べると広くはないが、結構な距離まで飛んでいくので上手く接触できれば遠距離の相手を瞬時にマーキング可能。
ステージ次第ではあるが、反射することを利用して瞬時にラインを無尽蔵に展開することで、敵を動きにくくする芸当も可能。ハイエロファントの結界ッ!!
マーカー本体に接触した場合は30ダメージを与えるが、決定打になれる程の威力はない。
一応、現時点で搭載されている『プライムシューター』との場合、メイン2発とコレで倒すこと自体は出来るので、、マーカーを当てるのは非常に難しいが超高速&長射程『クイックボム』の様に使えなくもない。
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《短所》
超高速で投げられるのは魅力なのだが、挙動が地形に依存する上に、肝心のラインも非常に細いので、マーキング性能も基本的には『ポイントセンサー』に劣る。
なんならあちらに至っては壁越しだろうが無条件でマーキング出来るが、こちらはそれが出来ない。
曲がり角や障害物の裏に潜む相手に対して、いちいち入射角だなんだを考える必要があるのも面倒。
ダメージソースとしても微妙で、マーカー本体の当たり判定が小さくチャージャーで攻撃を行う時の感覚で当てないと全く当たらない上に、当てても30ダメージしか入らない。
インク消費量はおそらく40%程度だが、連投をするには少々重いレベル。
メインとのコンボを狙うなら『サブインク効率アップ』が適任......かと思われるが、恐らく『クイックボム』の様に効果量が少ないグループである可能性が高いので、数撃ちゃ当たる作戦でも無ければ『メインインク効率アップ』の方が良いかもしれない。
実際にそうなのかは不明だが一部プレイヤー曰く、何故か照準の若干下から射出されるらしい。
厳密に言えば、射程端のレティクルは合致しているのだが、発射場所がイカ達の頭らへんではなく胸部か腹部あたりから射出されるらしく、遠投目的でなければ若干上向きに投げたほうが当てやすいらしい。
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《総評》
些か器用貧乏感が否めないサブウェポン。多分『クイックボム』消せば良いんじゃないかな
マーキング面に関しては少しラインを太くするか、ラインの持続を長くしないと使いにくく、やはり影響範囲がやや狭い現状では手軽に索敵を行えるサブウェポンではない。
ダメージソースとしても微妙で、マーカーを直接あてる技量や反射を熟知した変態でもなければ劣化版『クイックボム』にしかならない。
いずれにせよ投擲速度は魅力だが、それ以外が何とも中途半端。
誰でも一定の結果を出せるサブとは言えないかもしれないが、それでもサブウェポンとしては異色の投擲速度と射程を持つので、直接ぶつける用途か、単純にマーキング用途かをしっかり決めた上で使いたいところ。
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《相性良さそうなブキ》
【14式竹筒銃】【ジェットスイーパー】【クーゲルシュライバー】【エクスプロッシャー】
所謂長射程ブキ、マーカーの長射程を活かしやすく、メインの射程をいかして追いうちも容易。クーゲルは予備動作が長いので、最後の削り目的になるか。
【ノーチラス】【シャープマーカー】
弾速が速い奴ら。『シャープマーカー』に関してはクイボの代替に近いが、あちらと違って遠距離にちょっかい出せるのは利点。
【クラッシュブラスター】【オーバーフロッシャ―】【スパイガジェット】【スクリュースロッシャー】
削りに向いた奴ら。風呂に至っては第2の泡のように扱えなくもないか。
スパガジェとクラブラは殆ど追いうち用。
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2⃣スペシャルウェポン編
こちらは新規実装されたものが多いが、中には過去作のスペシャルを改造した代物が混じっているので、初代スプラトゥーンをプレイしたユーザーなら懐かしく感じるものもあるだろう。
①ウルトラショット
前回の映像に登場したスペシャルウェポンについても詳細が判明した。
— Splatoon(スプラトゥーン) (@SplatoonJP) September 23, 2021
これは「ウルトラショット」。
かつてハイカラシティで使われていたスペシャルウェポンの改造品だ。
螺旋を描く3つの弾を同時射出する強力なショットが、カートリッジ3回分セットされているぞ。
放て、ウルトラショット! pic.twitter.com/w1ngsWYLMY
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《基本スペック》
※3発まで発射可能
・直撃ダメージ:220ダメージ?
・遠距離爆風?:40ダメージ?
・射程:6.0?
※不確定部分は灰色文字
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《概要》
公式の発言にある通り、初代スプラトゥーンで猛威を振るった『スーパーショット』の改造品。
あちらと比べると弾速が遅く、とてつもなく長かった縦の攻撃判定が無くなり、普通に球状になった。
相変わらず一撃で敵を葬ることが出来るが、従来品以上に鈍重な動きになったので適当にブッパして倒せるブキではなくなった。
3つの弾を同時射出すると書かれている通り、非常に大型の弾が山なりに射出される(弾道としては前作のガチホコショットに近いか)
着弾点の塗りは、弾1つ分ではそこまで強くないが、どっちにしろ3つ分もあるので馬鹿デカい塗りが発生する。
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《主な使い方、長所》
見た目通り攻撃判定が非常に大きく、唐突に飛んでくるのも相まって非常に迫力がある。
従来品通り、敵に命中しても弾は消失せずに突き進むので、直線状に並んだ敵に対して無類の強さを誇る。
着弾点の塗りも強力で、敵に命中しなくとも足元を不自由にできるのでステージ外にでも発射しない限り、何かしら仕事できるのもポイント。
そこそこ山なりに発射されるので、従来品では苦手だった遮蔽裏に潜む相手にも曲射を使えばスマートに倒せるので重要なテクニックとなる。
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《短所》
良くも悪くも弾速が遅く、非常に目立つのもあって遠距離を狙うと普通に逃げられることが多々ある。
更に、攻撃判定の強さも裏目に出ることが有り、障害物に当たりやすい側面もあるので、高低差が激しいステージだと狙いにくい。
着弾点の塗りが強いのは前述の通りだが、致命的な欠点として足元塗りが発生しない。
その為、反動のデカさから来る攻撃後のスキの大きさと相まって、非常に無防備になってしまう。
足元の塗りが弱い状況で使うと、敵に投げられたボムでうっかり昇天......ということも普通にあるので見た目とは裏腹に繊細さが求められる。
また3発しか撃てない為、従来品の様にバンバン撃ちまくる使い方もできないので注意されたし。
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《総評》
火力、射程、攻撃範囲この3つがすべて優秀である反面、機動力の低さと手数の少なさが目立つブキ。
曲射が可能になったのは利点であり、障害物裏に居座りやすい超長射程ブキに対して更に報いを入れるのが可能になったのは評価点である。
上手く扱えば複数人倒すことが出来るが、考えなしに使うとスキのデカさのせいで、あっさり返り討ちにされかねないので、当たり前とは言え明確な目的を持った上で使ったほうが良い。
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②メガホンレーザー 5.1ch
これは「メガホンレーザー5.1ch」。
— Splatoon(スプラトゥーン) (@SplatoonJP) September 23, 2021
これもハイカラシティで使われていたスペシャルウェポンの改造品のようだ。
浮遊する6基の小型メガホンがそれぞれ自律し、相手を追尾するレーザーで攻撃するぞ。
バンカラ地方ではハイテク分野も急速に発達しているようだ。 pic.twitter.com/PxgNmS5mFc
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《基本スペック》
射程:無限
メガホン発射間隔:2基ずつ0.6秒おきに発射
合計メガホン数:6基
※地形や障害物を貫通する
※照準に捉えた敵をある程度追尾する
※照準に捉えたものがない場合は適当にレーザーが放出される。
※不確定部分は灰色文字
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《概要》
こちらも初代スプラトゥーンに登場した『メガホンレーザー』の改造品。
小型のメガホンを6基用いて、照準に捉えた敵に対して時間差で追尾するレーザーを飛ばしていくという独特なブキ(ファンネルかな)
詳細は前回の記事に記載しているので、読んで頂けると幸いだ。
※『トライストリンガー』の《サブとスペシャルについて》の部分
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《主な使い方、長所》
あらゆる地形や障害物を貫通し、射程も無限、更には1体だけだが照準に捉えた敵を執拗に攻撃出来る為、基本的に嫌がらせや空間制圧を得意としている。
メインでは届かない敵や、ちょこまか動く敵、遮蔽からの追い出し等万能に使っていける。
最初の2基が攻撃を始める頃には、プレイヤーの硬直も解けている為、そのままレーザーと共に攻撃を仕掛けに行くことも可能で、この点においても時間差攻撃が有意義に働いてくれる。
『ハイパープレッサー』や『メガホンレーザー』の様に攻撃範囲が広くはないが、それでも横幅が狭いステージだと猛威を振るう。
ちなみに『スプラッシュシールド』やシェルターの傘は勿論、『キューインキ』と『グレートバリア』まで貫通する。
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《短所》
制圧力が高いとは言え、流石に初代の『メガホンレーザー』のように超広範囲に高火力攻撃を行うわけでもなければ、前作の『ハイパープレッサー』よろしく執拗にダメージを押し付けるわけでもない。
複数のレーザーが当たれば話は変わるが、1本程度では火力が低い上に、今作から実装された『イカロール』に対しては素早く避けられるどころか、多少のダメージ耐性も相まって相手の塗りが優勢だと思ったよりも刺さりにくい。
また先代と同様にステージによって強さが可変するのと、それらと比べると2次被害が発生しずらい為、基本的にはメガホン単体で敵を倒すというのは余程でもないと難しい。
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《総評》
先代2つと比べて、攻撃性能と制圧力を下げた代わりに、汎用性と使いやすさを向上させたもの。
どちらかと言えば『マルチミサイル』に近いスペシャルで、味方や自分自身と連携して扱うと輝く。
遠距離だけでなく中~近距離でも性能が落ちないどころか、なんなら近距離の方が避けにくくなるという今までとは異なる風変わりな性質があるので前夜祭時点で搭載されていた『パブロ』ですらスタイリッシュに使いこなせる。
制圧型の特性上【ガチヤグラ】では猛威をふるうと思うが、1体を勝手に追尾する為フィニッシャーとしては少々力不足かと思われるので、うまく連携して止めるのが良いと思われる。
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③グレートバリア
これは「グレートバリア」。
— Splatoon(スプラトゥーン) (@SplatoonJP) September 23, 2021
かつてハイカラシティで使われていたスペシャルウェポンを改造したものだが、設置式の装置にすることで出力が大幅に向上している。
「大きいことはいいことだ」とは、バンカラ地方のイカたちらしい発想だ。
広範囲を包むグレートなバリアで味方を守れ! pic.twitter.com/XZooDNsbtv
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《基本スペック》
※外側からの殆どの攻撃を防げる
※何度も使えるビーコンが同時に展開される
※バリアに当たったボムは即爆発する
※時間経過かダメージによってバリアが縮小する
※上部に展開されるプロペラや、装置本体は攻撃に弱い
※敵味方関係なく、内から外への弾は通り抜ける
・発動からバリア展開までの時間:48F?
・最大サイズ:2.0ライン?
※不確定部分は灰色文字
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《概要》
初代スプラトゥーンにあった『バリア』を改造したもの。
巨大な装置を自身の足元に設置して、大型のバリアをドーム状*1展開する (ドームシールド展開!)
バリアの内側にいれば一部を除く敵の攻撃から身を守ることが出来る。
装置の部分に『ジャンプビーコン』が搭載されており、通常のものと同様にスーパージャンプの着地場所と選ぶことが出来る上に、何度でも使用できる。
バリアは時間経過かダメージを受ければ受けるほど徐々に縮小していき、最終的には消滅する。
バリア自体に攻撃能力やデバフ効果は無く、敵も味方も自由に出入りできる。
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《主な用途、長所》
一度展開すると長時間持続する上に、大体直径2.0ライン程度のサイズとかなり大きい。
全方位からの攻撃から身を守ることができるので、想定よりもダメージを受けた時や、一度仕切り直したい時が基本的な扱い方になる。
応用的な使い方としては
1. 何もない場所に遮蔽を作る
2. 敵が狙いにくいように遮蔽を作る(強制的に1vs2を1vs1にする等)
3. 敵から撃ち下されて不利な状況を無理矢理互角に持ち込む
4. 交戦が予測される時に安全地帯として事前に設置しておく
勿論、上記以外にも様々な使い方ができる為、その人の判断力や応用力次第で色々な可能性がある。
また『ジャンプビーコン』が装置に内蔵されているので、味方が安全にスーパージャンプを行えるようにするための前線基地としての役割も持つ。
もしバリアとしての用途がイマイチ思いつかない時は、いっそのこと『ジャンプビーコン』を本命として運用するのも良し。
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《短所》
基本的には堅牢だが、バリア上部にあるプロペラだけはダメージに弱く、装置自体も同様なので過信は禁物。
バリアの内側にいれば問題はないがボムを投げられると、消滅ではなく即爆発する為、中途半端に身体がはみ出てると爆発四散することになる。
内側にスッポリ入っているつもりでも縮小していく関係上、知らないうちに身体が外に出てしまっていることもあるので『スプラッシュシールド』の様に境目付近で撃ち合いを行う際は注意が必要。
大抵の攻撃は防げるが、障害物ガン無視で飛んでくる『メガホンレーザー 5.1ch』*2は普通に貫通してくるし、破壊神である『ウルトラハンコ』の叩きつけも1回目でゴッソリ削られ、2回目で消滅してしまうので気休めにもならない。
相手のスペシャルや状況によって向き不向きがハッキリ分かれているので、注意が必要。
余談だが、天井が低いような場所で使うと、バリア展開の時に飛んでいくプロペラが天井に干渉して、状況次第では異常に小さいグレートバリアが生成される。
その為、もしかすると前作の『スーパーチャクチ』よろしく、ヤグラの金網部分に引っ掛かってしまうと、非常に情けなくなってしまう可能性があるので覚えておこう(グレートってなんだよ)
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《総評》
一応最低でもビーコンがあるお陰で、ある程度は安全なスーパージャンプを可能にする前線基地として使用することが出来るが、本来のバリアとして使うとなると上手く活用できる状況が限られたり、目立つのも相まって良くも悪くも敵が来てくれない場合もある。
第一、影響範囲がバリアが展開されている部分だけと狭く、更には縮小していくので優勢時ならともかく、劣勢時の打開としては力不足感が否めない。
場合によっては、ビーコンだけを目的に使うことも視野にいれると良いかもしれない。
影響範囲が小さいとは言え、実際に効果が得られている時はそれなりに強力なので、主戦場が固定になりやすい【ガチエリア】では起点作りに役立つかもしれない。
また、しっかり載ってくれるかは謎だが【ガチヤグラ】のヤグラに乗っている時や、カンモン停止中に設置出来れば非常に強力なスペシャルになれると思われる。
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④ショクワンダー
これは影の戦士「ショクワンダー」に変身するスペシャルウェポン。
— Splatoon(スプラトゥーン) (@SplatoonJP) September 23, 2021
ながーく伸びて壁に貼り付く触腕でステージを縦横無尽に飛び回り、相手チームをおしおきだ!
素顔がばれないように、インクが切れると自動的に変身した場所に戻るらしい。
影の戦士もなかなか大変だ。 pic.twitter.com/lfEBPIfKpt
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《基本スペック》
※『スペシャル性能アップ』によってショクワン使用回数増加
・移動時の突進接触:60ダメージ?
・触手伸ばした場所への着地爆風:25~35ダメージ?
・最大射程:6.5ぐらい?
※不確定部分は灰色文字
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《概要》
スパイダーストリングス!
インクを身に纏って、超遠距離まで伸ばすことが出来る触手を用いて壁や床、障害物に飛び移ってステージ中を縦横無尽に駆け回ることが出来るスタイリッシュなスペシャル。
触手がくっつく場所なら基本的にどこでも行けるので、いきなり裏取りしてみたり、頭上から攻撃したりと立体的に動ける様になる。グラップルを使うよ
発動すると前作の『ジェットパック』の様にその場にマーカーが表示され、効果が切れるか、発動中にステージ外に落下するとマーカーがある場所に自動で戻る。
発動している間は〈スペシャルゲージ = インク残量〉の意味合いになるので、触手を使ったり*3メインで攻撃すると、どんどん消費されていく。
勿論、何もしなくても徐々に減っていく。
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《主な用途、長所》
取り敢えず、触手が届きさえすればどこでも移動できる上に、結構なスピードで引き寄せられるので、桁違いの機動力を誇る。
『ジェットパック』ですら行けないような場所でも、簡単に侵入することが出来る。
壁に向かって使うと暫くの間壁に張り付くことが出来るので、あえて派手に動かずに敵陣の偵察を行う芸当も可能。
また狙って行うのは少々難しいが『ショクワンダー』で着地した際に小さな爆風が発生し、見た目とは裏腹に95ダメージと異様に高いダメージを叩き出す。
搭載されているブキ次第では、わざと混戦地帯に突っ込んで撹乱したり、スーパーヒーローの様に味方の救援に駆けつけるのにも使える。
効果が切れると強制的に発動した場所に戻ってしまうが、どちらかと言えば敵陣に深く切り込んでいくスペシャルなので、比較的安全に退却できるという利点のほうが大きい。
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《短所》
欠点として移動中は何も出来ないせい為に無防備になりがちで、移動が直線的なのも相まって普通に倒されてしまうのと、デフォルトの状態だと持続時間が極めて短く、基本的にショクワン自体は3回分しか使えない。
前夜祭時点では『ノヴァブラスター』と『ホクサイ』に搭載されていたが、どちらもインクの消費が荒いブキなので、メインでの攻撃分を考えると2回が関の山で、1人もっていけるか否かぐらいの猶予しかない。
コレに関しては『スペシャル性能アップ』のギアで改善は可能で、このギアを20*4積めば6回分ほど触手移動が可能になるので、実用的にするにはある程度ギアの枠を割く必要が出てくる。
また、そこそこ光り輝いているのと挙動的にも普通に目立つ上に、『ジェットパック』の様に着地地点で待ち伏せされる可能性も多々あるので『受け身術』の採用も視野に入る。
要するに、本格的に使いこなそうと思うとギアの枠を圧迫する可能性があるという欠点があるのだ。
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《総評》
待望(?)の短射程ブキが、容易に遠距離武器へ報いを入れることが出来るスペシャルウェポン。
過去のスプラでは考えられない場所から奇襲を行える為、今まで苦い思い出をしてきた短射程ブキの使い手からすれば、メインをフルに活かせる理想のスペシャルかもしれない。
非常にスタイリッシュな動きができる反面、わりと目立つ上に持続時間が極めて短く、発動場所によっては〈スパイダーマンごっこ〉して終わりになりかねない。
デフォルトの状態だと、せいぜい1人もってくのが精一杯なレベルなので、複数人相手したいならギアの補強が必須になる。
とはいえ、このゲームは長射程ブキが大きな抑止力であるので、そいつを上手く倒せれば攻めの起点を作ることが出来る。
総じて、ロマンあふれるスペシャルウェポンだろう。
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⑤ホップソナー
これは新しいスペシャルウェポン「ホップソナー」。
— Splatoon(スプラトゥーン) (@SplatoonJP) August 16, 2022
地面に突き刺すことで、周囲にウェーブを発生させるぞ。
ウェーブに触れた相手には、ダメージとマーキング効果を与える。
激しいバトルが行われている場所に投げこめば、相手は大混乱だ。 pic.twitter.com/m3zY9drXQl
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《基本スペック》
投擲時の装置直撃:30ダメージ
ウェーブ接触:45ダメージ
ウェーブ発生回数:3回
※ある程度ダメージを受けると破壊される
※地形に沿ってウェーブが発生する
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《概要》
相手をマーキングしながらダメージを与えられるウェーブを3回放つというデバフを与えながら攻撃もできるという、色々欲張りなもの。
ウェーブ自体は円形に広がっていき、少しの高低差*5なら地形に沿っていくのである程度の障害物でも気にせず設置できる。
ウェーブは普通にジャンプ等、接地している状態でなければ普通に回避可能。
あまりないと思うが、投擲した際に装置本体を敵にぶつけると30ダメージを与えることが出来る。
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《主な用途、長所》
一度投げてしまえば完結する為インクの回復手段としても優れており、索敵能力がある関係上ある程度の抑止にもなる上、おまけに45ダメージと結構な火力を持つので範囲内にいる場合は無視出来ない存在になる。
相手にジャンプを強要させるという点でも、若干であるが敵の行動を制限できるのも評価点。
ある程度地形に沿ってウェーブが放たれるので、障害物裏などにおいて置けば壊されにくく更には唐突にウェーブが飛んでくるようにも見える為、不意打ちとしても使うことも可能。
勿論、マーキングに関しては言わずもがな強力なデバフであり、特に短射程ブキの行動の萎縮させることに繋がる。
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《短所》
普通に敵からの攻撃で破壊されるのだが、見た目とは裏腹に耐久値は低く、集中砲火されてしまうと1ウェーブしか飛ばせなかったりする。
なんならサイズ的にもよく目立つ上に、独特な音もなるので何もないような平地に置くとまず長持ちしない。
また、飛ばすウェーブに関してもめちゃくちゃ範囲が広いわけでもなく割りと局所的なので、投擲場所が悪ければただのボールぷかぷか装置にしかならない。
そもそもウェーブ自体も3回しか出ないのと、そこまでウェーブ自体の速度や発射間隔も速くないので、普通に3回避けられるか範囲外に逃げられいる場合もあるので、ソナー単体で完全に索敵できていると過信するのは危険。
コレに限った話ではないが投擲型のスペシャルである関係上、ステージ外に投げてしまうと不発になってしまうので注意が必要。
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《総評》
異様に高いダメージを与えながら、索敵も出来るという強力なスペシャルではあるが、影響範囲が局所的なのと、装置自体の耐久値が低いので適当にブッパするだけでは活かしにくい。
『スペシャル増加量アップ』のギアを積んで質より量を狙うならまだしも、上手く使うには相手から壊されにくく、なおかつウェーブがしっかりと盤面に干渉出来るような場所を事前に「さんぽ」等で確認しておく必要がある。
あまりにも高低差が酷いステージだと、十分にウェーブが飛ばないのもあるのでステージ相性次第では上手く働かない可能性もあり得る。
とは言え、冒頭に書いたようにカタログスペック自体は高い方であり、ソナー範囲内ならかなりの妨害力を持つ。
どちらかと言えば優勢時に向く性能なので、相手の進路を絞る際や交戦時の横槍目的で投げておくのも悪くはない。
そして、戦う場所が局所的になりやすい【ガチエリア】では有意義に働くと思われる。
総じてステージとスペシャルの理解度が求められるスペシャルだろう。
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3⃣まとめ
残りの新規スペシャル5つは後日に紹介するとして、全体的に見ると前作よりも攻撃的なスペシャルが多く、ゲームスピードの上昇を実感できるものが多い。
今までと異なるのは、攻撃面にガン振りしたスペシャルだけでなく、相手にデバフを与えるものや、味方にバフを与えるようなもの*6など、比較的戦略の幅が広がったと感じる。
とは言え『メガホンレーザー 5.1ch』等のように、過去作のスペシャルの延長ではあるが、ゲームスピードに合わせて小回りが効くように調整されていたり、『サメライド』は前作の『スーパーチャクチ』の無防備さをなるべく無くすように作られていたりと、反省点を生かして作られていると感じた。ならもう二度と攻撃力を上げるようなギアを作るな
今回5つ分紹介したが、前述の通り残り5つは別の記事にて記述したいと思う。
おそらく発売前には書き切る予定なので、ゆっくり待っていただきたい。